新型コロナによる稽古中止について

この度、世界中がコロナウイルスで騒がれ世の中も自粛ムードに包まれています。

私たち本郷総合剣道会も3月の2日以降稽古場所を使うことができず未だに子供達も道場の床を踏むことすらままなりません。

今はただ世の中が少しでも落ち着くまでは剣道をすることは控えることは致し方ないと道場の指導を先頭でやらせて頂いている私は思います。
その反面、ひたむきに剣道に向き合ってる子供達。中学3年生達に至っては幼い頃から何年と道場で頑張ってきたのに高校生になる前の最後の1ヶ月をこのような形になってしまっていることに胸を痛めます。

本郷総合の道場の子供達には剣道ができないこの期間を自分達でできるトレーニング、努力と向き合うよう、誰が見てもマイナスなこの状況をプラスに変えれるように話しました。

子供達には剣道が当たり前にできることが当たり前ではないこと。
当たり前に剣道ができることのありがたさや親を含め剣道に携わる人達への感謝を今回のことで少しでも感じて頂けたら幸いと感じています。

また剣道をできない毎日を得て自分が剣道がこんなに好きだったんだなと気が付いてくれる子供もいてくれたらなとも思います。

高校剣道でも全国選抜大会が中止になりましたが、私自身高校時この全国選抜大会に出場させて頂いた身としては今回の中止により今大会の全国大会へ出場できなくなった高校剣士達のおもいを考えると胸が苦しくなります。

私たち本郷総合は同県のたくさんの道場のみなさんやライバルの子供達、先生方に助けられながら今があります。

本郷総合剣道会だけでなく、神奈川県すべての道場。

神奈川のすべての剣道を頑張っている子供達。

苦しいことも辛いことも乗り越えながら頑張っている全国すべての少年少女たちがまた剣道に気持ちよく向き合える日が少しでもはやく訪れることを心より祈っています。

本郷総合剣道会  山本青臣